2021年9月5日
ソリス バリスタグラングストー エスプレッソマシンのレビュー 作業時間について
はじめに
こんにちは。
エスプレッソマシン選びでは抽出・スチームの性能も重要ですが、作業時間が気になる方も多いのではないでしょうか?
『マシンの動作が遅い!エスプレッソやなくてオソプレッソや!』
・・・という悲しい事態にならないようにソリス バリスタグラングストーでカフェラテを作る際の実際の時間を計ってみました。
マシン選びで困っている方は参考にしてみてくださいね。
立ち上がり時間
電源(左端)を入れてからエスプレッソを抽出できるようになるまでの時間のことです。
結論として、30秒ほどで抽出可能な状態になります。
電源ボタンを押すとマシンが起動し、ボタン周りの青いランプがチカチカと点滅します。
この点滅が終わり、青いランプがつきっぱなしになると抽出OKの合図です。
他のマシンを使用したことが無いので単純な比較はできませんが、30秒はかなり短くストレスなく抽出をはじめることができます。
抽出時間
抽出ボタンは2つついています。
1つが設定時間があらかじめ決まっているオートモード(左から2番目のボタン)。
もう1つがボタンを押すと抽出が始まり、もう一度押すと終了するマニュアル(手動)モード(左から3番目のボタン)です。
初期設定は15秒
オートモードの初期設定は15秒です。
使用する豆によって抽出時間が変わるかと思いますが、私は初期設定でちょうどいい感じでした。
初めのうちはマニュアルモードで抽出量を確認しながらの方が確実ですね。
設定時間の変更方法
『15秒より早く/長く抽出したい!』という方は安心してください。
希望の抽出時間に設定することが可能です。
方法は次の通りです。
- オートモードボタンを押して抽出をスタート
- ボタンから手を離さずに抽出を続ける
- 希望の時間になったらボタンから手を放す
- 設定完了!
私は時間を計りながらというより、落ちてくるエスプレッソが適切な量になったらボタンから手を放すようにしました。
抽出→スチームの切り替え時間
このマシンは抽出とスチームを同時に行うことができないため、モードを切り替える必要があります。
(家庭用マシンの宿命ですね)
マシンの右端のボタンが切替ボタンです。
結論としては、約1分程度でスチームへの切り替えが可能です。
(連続使用する場合は時間が変動する場合があります)
この間に抽出で使った粉を片付けたり、ミルクやピッチャーの用意をするといい感じに切り替えが完了しているので、不便さは感じなかったです。
スチーム時間
ミルクをスチームする時間です。
結論としては、120秒ほどかかりました。
*はじめの空ぶかし(ノズル内の水分をとばす)を含めた時間です。
一杯分を作るには問題ないかもしれませんが、2杯、3杯…と量が増えると結構な作業時間になります。
ちなみに、業務用マシンだと一回で5~10秒程度なので大きな差が出てきます。
(これも家庭用マシンの宿命ですね)
参考動画
こちらの第一電化様の動画が実際の作業時間を計っているので非常に参考になります。
問題点
第一電化様の動画でも述べられていましたが
- スチームが終わるころにはクレマが消える
- 3杯以上を作る場合は完成時間に差ができてしまう
このような問題点があります。
家庭で自分や家族で楽しむ場合は十分だと思いますが・・・。
(抽出に関しては言及されていないので、やはり素晴らしいなと思いました)
まとめ
以上の内容をまとめると次の通りです。
- 立ち上がり→30秒程度
- 抽出→15秒程度(設定による)
- スチームモードへの切り替え→1分程度
- スチーム時間→2分程度
- ミルクの注ぎ込み→30秒~1分程度(技量による)
粉を詰める作業等を除いた純粋な作業時間だけだと5分ぐらいで1杯完成できるイメージです。
この記事がマシン選びの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。